一人称について

皆さまそれぞれ自分を呼称する時の一人称をお持ちだろう。「私」「僕」「俺」などが代表的な一人称だと思う。自らのファーストネームを一人称にする人もいるだろうし、SNSなんかで、「ワイ」「ワシ」と言う人もいる。

ちなみに私はほとんどの場合「私」であり、両親と祖父母に対しては恥ずかしながらファーストネームである。弟に対しては「お姉ちゃん」と言う。他人に聞かれるとちょっと恥ずかしい感じだ。小学校ぐらいから中学2年生まではもっとバリエーションがあって、両親と祖父母、弟に対しては同じなのだが、先生や目上の人には「私」、同級生には「ウチ」、心の中で話すときは「あたし」といった感じだった。今となっては結構鳥肌が立つような一人称で、小学生の時に書いていた私以外に死ぬまで絶対公開しないと決めたクソDQNメンヘラ痛い系日記なんか、見返すとこれは本当に私なのか?となることもある。内容もさることながら、昔の一人称がそう感じさせる原因になっているとさえ言える。一人称で自分のことを自分でカテゴライズしている感じ。それは一人称の使い分けが減った今でもそうで、無意識下で、「この人にはこの一人称でいこう」と決めている気がする。だいたいは「私」なのだけれど。そういうことができるようになったのはいつ頃からなんだろう。自分と他者をはっきりと区別していないと一人称を自称することは無理なはずで。しかも無意識下であれ、使い分けるとなると、その対象者との関係も自分の中ではっきりわかっているはずで、だから一人称を変えるのであって。そしてもし、カテゴリーで使い分けているのなら、今後も変わっていくのかもしれない。子供ができたら自分のことは子供に向かって「お母さん」と言うかもしれないし、近所の子供達には「おばちゃん」と言うかもしれない。孫ができたら「おばあちゃん」になるのかも。それって自然にできることなのかな。今となってはわからないですね。

ちなみに私が同級生に対しても「ウチ」と言わなくなったのは、この歳にしてギャルみたいな一人称は恥ずかしいと思ったのと、心の中で(頭の中で?)話す(考える?)時にはずっと「私」であったこととのギャップがあったからかな。これは意識的に変えました。切り替え期間には自分にも他人にも結構違和感があった記憶があるなあ。

家族ぐるみでお付き合いするような友達がいて、家に招いたり、みんなでご飯に行こうとかなったときは、無意識で話す人によって一人称を変えてしまう。これは多分聞いてる人にとってすごい違和感があるだろうし、統一した方がいいのかなとも思う、けどなかなか難しいものがある。その会が終わるとちょっと反省してしまう。使い分けパターンの皆さんはいったいどうして乗り切っているのだろう。結構な疑問である。

また疑問だけつらつら書くやつになってしまった。反省。

 

そういえば前の記事、下書きを修正して公開したはずだったのに、反映されてなくて悲しかった。今はマイナーチェンジしています。どうでもいいかもやけど。

あと、二つ前の記事で母親への誕生日プレゼントをどうしようといっていたのですが、先日2人で買い物に行った時に、スヌーピーのイニシャルマグ(母親は大のスヌーピー好きである)を買うことでことなきを得ました。来年はもうちょっと値の張るものをあげたいなあ。

 

以上です!