博多・長崎旅行記1

 

 先日、博多と長崎へ旅行に行ってきた。形式は旅行会社に宿や交通手段を取ってもらうやつ。旅行慣れしていないので、1番楽で失敗のない方法を選んだ。

 新大阪から博多までは新幹線に乗った。だいたい2時間半くらいかな? 私は新幹線が好きだ。ものすごいスピードで移動している感覚が面白いし、車窓を見ながらおしゃべりしたりお菓子を食べたりするのは移動時間の至福である。行きの新幹線のわくわく感たるや。皆さんも一度はご経験があるかと思うのですが、いかがでしょうか? 私はあのわくわく感がたまらなく好きなのです。

 博多に着いてからはまず、お昼ご飯を食べに行った。暗黙の了解的なルールがかなりあるらしいラーメン屋さんにめちゃくちゃびびりながら入った。店内撮影禁止らしかったのでラーメンの写真はないけどとにかくすごくおいしかった。食レポが苦手なので皆さんにおいしさを伝えることができないのがとても残念だ。ちなみにテーブルに置いてあった辛子高菜を食べたのだけど、今まで食べたものの中で1番くらい辛くて店を出てから大変なことになった。水を飲み飲み、口の中の炎を消火するためにアイスクリームをコンビニで買って食べて、のちにお腹を下すなどしてつらかった。あのお店のラーメンはぜひもう一度食べたいが、高菜だけは二度と食べないとこの時誓った。

 ご飯のあとは「博多町家」ふるさと会館というところへ行った。博多の伝統についての展示がたくさんあった。博多祇園山笠のVRがあったり博多にわかの説明があったりと、たいへん興味深かった。というかまずVRは初体験だったのでそのことも相まって面白かった。伝統文化を最新技術で見られるのが新鮮でよかった。博多にわかは、ご存知の方もいるかとは思うが私は初耳だった。この博多にわか、演者が鼻から上を隠すようなお面をつけて、会話の最後にユーモアあるオチをつける伝統芸能らしい(コトバンク参照してください博多にわかとは - コトバンク)。面白そう。ふつうににわかを見てみたくなった。

 そのあと大濠公園に行った。ランニングコースがあるような公園だったけど、遊具もあって、年甲斐もなく遊具で遊んだ。童心に帰って楽しかった。将来子供ができたらああいう公園に週1くらいで遊びに行ってのどかな気持ちになりたい。とか思ったり。

 公園を出てからは博多の街をぶらぶらとしながら予約していたもつ鍋屋さんに行った。本場で食べるもつ鍋はそれはそれはおいしかった。ぷりぷりとろとろのもつとニラとキャベツ、ごぼうをしょうゆベースのお出汁でいただいた。〆はちゃんぽん麺でたいへん満足だった。

 それからはホテルに帰って夜中まで時間を潰して夜の屋台でラーメンを食べるつもりだったのだけど、結局は屋台に入るのにびびりまくってしまったのと花粉がえぐすぎたのとで夜中の博多を少し徘徊しただけになってしまった。それはそれで楽しかった。でも花粉はすごかった。鼻水とくしゃみ、目のかゆみが全然止まらなくて、なんというタイミングで発動するんだ……と思った。

 

 あまりに私的な旅行記なのでオチとか全然無いけど、意外に書くことがあったのでこの記事はシリーズ1にします(今決めた)。今日はこのあたりで。2は2日目のことを書こうと思います!